チェルシーのドイツ代表MFカイ・ハヴァーツは、カタール・ワールドカップ敗退のショックから立ち直れていないようだ。

ハンジ・フリック監督のもと、優勝候補の一角としてカタール・ワールドカップに臨んだドイツ。しかし、初戦で日本に逆転で金星を献上すると、この結果が最後まで尾を引くことになり、最終戦でコスタリカに勝利するも得失点差で3位フィニッシュ。2大会連続となるグループステージ敗退という期待外れに終わってしまった。

全3試合に先発し、コスタリカ戦では2ゴールを挙げる活躍でプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)にも選ばれたハヴァーツ。しかし、グループステージ敗退のショックは大きかったようで、失意の中から立ち直るには時間がかかるとインスタグラムで綴った。

「何を話すべきか整理するのに時間がかかったよ。僕たちみんながとても悔しく感じているし、失望している。もういろんな感情でいっぱいだ。これらを処理するのには何週間もかかるだろう。人生とは浮き沈みのあるもので、ここからより強くなって立ち直れるかどうかが重要なんだ」

「日本代表のように最高の瞬間を迎えることもあれば、痛みを感じることもある。だからこそ、フットボールは素晴らしいスポーツなんだ」

「国民の心の痛みは僕らも知っている。いつも応援ありがとう」

打ちひしがれている様子のハヴァーツだが、イングランドでは年内にプレミアリーグが再開予定。気持ちを整理する時間があまりない中でも、悔しさをバネにチェルシーでの活躍を期待したい。