カタール・ワールドカップは現地時間12月3日、ラウンド16の2試合が開催。オランダとアルゼンチンが準々決勝に進出した。
オランダは3-1でアメリカに快勝。10分にメンフィス・デバイの右足弾で先制すると、45+1分にはダレイ・ブリントのゴールでリードを広げる。76分にハジ・ライトに得点を許すも、81分のデンゼル・ドゥムフリースの左足弾で突き放した。
一方、アルゼンチンは2-1でオーストラリアに競り勝った。35分にリオネル・メッシの股抜き弾で先制すると、57分にはフリアン・アルバレスが追加点。77分にクレイグ・グッドウィンに決められて1点を返されたが、逃げ切った。
強豪国が順当に勝ち上がり、日本時間9日28時からの準々決勝はオランダとアルゼンチンの対戦となった。
また、4日にもラウンド16の2試合が行なわれる。
B組1位でFIFAランキング5位のイングランドと、A組2位で同18位のセネガルは、日本時間24時キックオフ予定。イングランドは、グループステージでスペインと並び最多の9点をゲット。セネガルは初戦にオランダに0-2で敗れながら、連勝で勝ち上がってきた。
イングランドは2大会連続11回目、セネガルは2002年の日韓大会以来2回目のベスト8進出を目ざす。
さらに、同28時からは、D組1位のフランスとC組2位のポーランドが激突する。前回王者でFIFAランク4位のフランスは、グループステージでは2連勝で決勝トーナメント進出を決めた。同26位のポーランドは、2戦目のサウジアラビア戦でエースのロベルト・レバンドフスキのW杯初ゴールなどで2-0と勝利したのが効いて、得失点差で勝ち上がってきた。
フランスは3大会連続9回目、ポーランドは36年ぶり4回目の準々決勝進出を狙う。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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