日本代表MF伊東純也(ランス/フランス)が4日、翌5日に迫ったFIFAワールドカップカタール2022・ラウンド16クロアチア代表戦を前にメディアの取材に応じた。

 グループステージでは右サイドのウイングバックとしてもプレーしている伊東。クロアチア戦では、突破力のあるFWイヴァン・ペリシッチと対峙する可能性もあるが、「一対一になったらあんまり抜かれる気はしないです」と自信を見せつつ、「引き過ぎるよりは、プレッシャーをかけることも大事かなと思うので、ウイングバックで出たとしてもゴールになった時みたいに、どんどん前に行けるようにってとは思ってます」とコメント。前線からのプレスで堂安律のゴールをアシストしたスペイン戦のように、前に出ていく重要性を強調した。

 また、ドイツ戦やスペイン戦では高い位置でボールを持てる状況が少なかったこともあり、「もうちょい自分たちの時間を長くしたり、もうちょい攻撃できる形を作らないといけないなと思います」との見解を示し、「日本の攻撃の時間を増やせば、自分が触る回数も増えるんじゃないかと思いますし、そうなったらやっぱ仕掛けていきたい」と意欲を見せた。

 その一方でクロアチアの守備攻略には、「ショートカウンター、やっぱ大事だと思いますし、どのチームにもそういうのが通用すると思う」とも主張。森保ジャパンが掲げる“良い守備から良い攻撃”が「大事になる」との考えを口にした。

 史上初のベスト8入りを懸けたクロアチアとの一戦は、日本時間5日24時にキックオフを迎える。