【FIFA ワールドカップ カタール 2022・決勝トーナメント1回戦】フランス3-1ポーランド(日本時間12月5日/アルトゥママ スタジアム)
サッカーでは、11人のチームワークが大切だとよく言われるが、神童エムバペには常識が通用しないようだ。左サイドでボールを受けると、キレキレのドリブルから強烈シュートを放ったのだ。固められたディフェンスに一人でヒビを入れる、異次元のプレーだった。
先制ゴールを狙うフランス代表は、FWグリーズマンが左サイドに展開していたFWエムバペにパスを送る。エムバペは前にポーランド代表DFが複数人いたのでボールを下げるかと思いきや、鋭い切り返しで1人剥がすと逆足の左足で強烈シュートを放った。なんとかGKシュチェスニーがセーブしたが、1人であわやゴールかという場面だった。
ABEMA視聴者は、「エムバペ一人で解決してしまうのやばいな」「えっぐいだろ」「なんだこの切り返し」「入ったおもた」とコメント。ABEMAで解説を務めた福田正博氏も「何もないところからチャンスを作ってしまう選手ですからね」と、エムバペのプレーを絶賛した。
この場面でこそ得点ならなかったが、エムバペはこの試合で2ゴールを記録。ワールドカップでの通算得点を23歳にして9に伸ばした。この記録は5大会に出場しているクリスティアーノ・ロナウドの8得点を上回る記録であり、同じく5大会に出場しているリオネル・メッシと並んだことになる。サッカー界のニュースターはこのまま得点を量産し、母国を大会2連覇に導けるのだろうか。
(ABEMA/FIFAワールドカップ カタール 2022)