グループリーグ終了時のデータを基にしたランキング、日本代表の浅野拓磨ら選出
カタール・ワールドカップ(W杯)のグループリーグ終了時のデータを基に、米メディア「The Athletic」のデータアナリストが項目別のランキングを公開。32か国の全出場選手の中で、日本人アタッカーが“裏抜けの頻度”においてナンバー1の数字を叩き出している。
データを紹介したのは、米メディア「The Athletic」のデータアナリスト、マーク・キャリー氏だ。ツイッターで「グループリーグの #WorldCup2022 総集編! 各チームはどこからチャンスを作った? トップスピードは誰? ハートブレーカーかラインブレーカーか?」と記し、図やランキング一覧を届けている。
16強に進出したチームがどこからチャンスを作ったかが分かる図が並び、トップスピードランキングでは日本人が選ばれなかった。一方、最終ラインの裏を狙った回数を示す「ラインブレイキング」の項目では、ドイツ戦(2-1)で決勝ゴールを決めたFW浅野拓磨がW杯出場全選手の中で堂々の1位にランクインしている。10本のパスを受けるなかで3.1回となっており、最も裏を狙って走り込んだ頻度が高いことを示している。
ほかにも、MF堂安律とFW前田大然が8位タイ(パス10本中1.7回)。MF伊東純也が15位タイ(パス10本中1.5回)となっており、計4選手が上位にランクイン。裏を果敢に狙う積極的な姿勢がデータに表われていた。(FOOTBALL ZONE編集部)