セネガル代表のアリウ・シセ監督が完敗を認めた。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
セネガルは4日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)ラウンド16で、イングランド代表と対戦した。立ち上がりから何度かチャンスを迎えながら、FWブライエ・ディアやFWイスマイラ・サールがゴールを決め切れずにいると、相手には好機を確実に活かされて2失点。後半にもサイドからの突破を許して失点すると、反撃を試みるも最後まで相手のゴールネットを揺らせず、0-3で敗れた。
この結果、セネガルのカタールW杯ベスト16での敗退が決定。2002年の日韓大会以来となるベスト8入りを逃したシセ監督は、試合後に数人の主力欠場を嘆きながらも、完敗を認めた。
「ディアとサールが決め切れなかったことだけが敗因ではない。試合は90分間あるのだ。30分間はかなり良いプレーをしてチャンスを作れたが、そこで残念ながら得点できなかった。非常に優れたチームとの戦いで、我々は本来あるべきプレーができなかったと思う」
「言い訳をするつもりはない。ただ、我々にはおそらく、チームにプラスアルファを与えてくれるはずの選手が2、3人欠けていたのだ」
「今日の試合では、両チームに大きな差があった。我々はアフリカで最高のチームになるため何年も努力してきたが、今回は世界トップ5に入るチームとの対戦だったと思う。そして我々は、その違いを目の当たりにしたのだ」