イングランド代表MFデクラン・ライスがカタール・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦のセネガル代表戦を振り返った。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えている。

イングランド代表は4日にセネガル代表と対戦。38分にMFジョーダン・ヘンダーソンが先制点を決めると、前半アディショナルタイムにはFWハリー・ケインが今大会初ゴールをゲットし、57分のMFブカヨ・サカの3点目で勝負を決した。

反撃も許さず、3-0の勝利を収め、2大会連続のベスト8進出が決定。中盤の底でフル出場したライスは試合後のインタビューで完勝を誇り、普段は辛口だという自国の評論家たちも文句なしの試合内容だっただろうと振り返った。

「彼らは僕たちに的確な評価をしてこなかった。いつも否定的なことしか言わないね。オランダとアルゼンチンが苦しんで勝った一方、僕たちのここ2試合は完璧だった」

また、この日の3得点により、グループステージ初戦からの4試合で計12得点に。これについても「大会が始まる前、僕たちが多くのゴールを決められないという話題があった。これで何の文句も言わせない」と胸を張った。

一方、チーム最年少の19歳ながら主軸として躍動するMFジュード・ベリンガムには賛辞を送っている。

「彼の圧倒的なプレーを見られて嬉しい。フィジカルにも才能にも恵まれているね。ドルトムントでシーズンを通してやってきたことが、今は僕たちのために活かされているね」

イングランド代表は10日に行われる準々決勝でベスト4進出を懸け、前回王者のフランス代表と対戦する。