カタール・ワールドカップ敗退となったポーランド代表のFWロベルト・レヴァンドフスキがフランス戦を振り返った。

2大会連続9回目のW杯となったポーランド代表。グループステージではアルゼンチンやメキシコと同居したグループCを2位通過し、36年ぶりに決勝トーナメント進出を果たした。

ラウンド16の相手となったのは前回王者フランス。前半は何度か攻撃に出ていたものの、レ・ブルーのエース、キリアン・ムバッペに異次元のプレーを見せつけられる形で3失点し、ここで敗退となった。

後半アディショナルタイムにPKを決めて一矢報いたレヴァンドフスキは笑顔を浮かべていたが、全体を通して守勢に回った戦いぶりに不満を持っていたようだ。

「試合には楽しさが必要だ。それは近い将来においても重要な要素だ。かなり守備的にプレーしていれば、楽しさは全くない。アグレッシブにいけば、また違うものになるだろう」

「僕たちは全てを出し尽くし、懸命に戦って少なくともチャンスは作った。特に前半はね。でもそれを生かすことができなくて残念だよ。最初の失点の後、僕らは相手に問題を与えようとした。だけど十分ではなかったね」

そして、現在34歳ということもあり、ポーランド代表としての進退も気になるところだが、バルセロナFWは「決断を左右する要素はたくさんある」と含みを持たせた。