アルゼンチン、フランスら強豪が順当にベスト8へ
カタール・ワールドカップ(W杯)は決勝トーナメントの試合が順次行われている。強豪たちが順当にベスト8へと駒を進めているなか、アジア勢で残った2か国について、韓国メディアは「日韓の反撃は可能か?」と問いかけている。
カタールW杯は決勝トーナメントが始まっており、すでに4試合が終了。それぞれ欧州、南米勢の強豪国が順当にベスト8へ進んでいる。初優勝を狙うオランダ代表はアメリカ代表を3-1で下し、FWリオネル・メッシ率いるアルゼンチン代表は自身の先制点でも貢献し2-1でオーストラリア代表を破った。また前回王者フランス代表はFWキリアン・ムバッペが2得点と爆発。ポーランド代表相手に強さ見せつけ3-1で快勝すると、昨年の欧州選手権(EURO)で準優勝のイングランド代表もセネガル代表に3-0の完勝を収めた。
現地時間12月5日にはいよいよアジア勢が登場。日本は前回大会準優勝のクロアチア代表と、韓国代表は優勝候補ブラジル代表を迎え撃つ。韓国紙「朝鮮日報」では、決勝トーナメントで強豪が順当に勝利を収めている点を挙げ「ここまでベスト16に異変は起きなかった」と下馬評どおりの結果が続いていると報じ、「日韓の異変を起こすことは可能か?」と強豪との対戦を控えるアジア2か国の試合に注目している。
記事では「戦力の差がはっきりしている」とベスト16の対戦を取り上げつつも「両チームともベスト8への意志を燃やしている」とその意気込みを伝え、「日本はグループリーグでドイツとスペインに2-1の逆転勝ち、韓国もポルトガルに2-1の逆転勝ちを収めた」と番狂わせを起こせるポテンシャルは持っていると指摘した。
そのうえで「トーナメントでの反乱が相次いで制圧されているカタールW杯で、果たして韓国と日本が反撃の狼煙を打ち上げることができるのか」と注目している。(FOOTBALL ZONE編集部)