イングランド代表FWハリー・ケイン(トッテナム)が、待望の今大会初ゴールを振り返った。4日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
FIFAワールドカップカタール2022・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)が4日に行われ、イングランド代表はセネガル代表と対戦。39分にジョーダン・ヘンダーソンのゴールで先制すると、45+3分にはケインが今大会初ゴールをマーク。さらに57分にはブカヨ・サカが追加点を挙げ、3-0で快勝した。
前回のロシア大会では6試合出場で6ゴールを記録し、大会得点王にも輝いていたケインだが、今大会ではグループステージ全3試合で3アシストを記録している一方で、ノーゴールとなっていた。
それでも、セネガル代表戦で待望のゴールを挙げたケインは試合後、「ストライカーとして、ゴールを決めるのはするべきことで、フットボールで感じることができる最高の気持ちの一つでもある」と語り、次のように喜びを口にした。
「ゴールを目指してこの時を辛抱強く待っていたが、ありがたいことにそれが今日だった。気分はいいよ。これで個人的にもいい後押しにもなると思う。それがチームに役立つことを知っている。でも、今日見たように僕たちは様々なポジションから得点を決めている人がいて、大会が進むにつれて、それが本当に重要なことになる」
また、準々決勝ではポーランド代表を3-1で下したフランス代表との対戦が決定したイングランド代表。「土曜日(10日)は本当に難しくなるだろう」と語ったケインは、「フランスは素晴らしいチームであり、チャンピオンに君臨しているので、本当に厳しい夜になることはわかっている」と警戒をしながら、「ワールドカップで優勝したいのなら、世界最高のチームと戦わなければならない。そしてフランスは間違いなくその一つだ」と決意を新たにした。