フランス代表FWオリヴィエ・ジルーが、同代表の歴代最多得点者となったことを喜んだ。イタリア『スカイ』が伝えている。

ワールドカップ(W杯)連覇を目指すフランス代表において、前回のロシア大会に続いて今回のカタールでも最前線に君臨する36歳のジルー。4年前は大会を通じて無得点に終わるも、今回は決勝トーナメント1回戦のポーランド代表戦までに、すでに3得点を記録している。

4日のポーランド代表戦で決めた先制点は、自身にとって記念すべき1点に。このゴールで国際Aマッチ通算52得点目とし、偉大なるストライカー、ティエリ・アンリ氏を上回り、フランス代表歴代1位のゴール数となった。

チームも3大会連続のベスト8進出を決め、試合後のインタビューでは、子どもの頃からの憧れだったというアンリ氏の記録を超えた喜びを口にしている。

「アンリを上回るストライカーになるのは、子どもの頃からの夢だったんだ。支えてくれる多くの人たちもこの夢を後押ししてくれたよ。だけど、それをW杯の舞台で成し遂げるだなんて、自分でも驚くべきことだよ」

「(ゴールを決めて)すぐに妻と子どものことを思い浮かべたな。記録については満足しているし、とても誇りに思うが、可能な限り前進しなければならない。チームと共にもっと多くのゴールを決める必要がある。ある種の強迫観念なのかもね(笑)」

「またひとつ、チームとして努力が報われた。道のりはまだまだ長い」