ポルトガル代表を率いるフェルナンド・サントス監督が、同国代表FWクリスティアーノ・ロナウドの振る舞いに言及した。5日にポルトガルメディア『A Bola』がコメントを伝えた。
C・ロナウドは2日に行われたFIFAワールドカップカタール2022・グループH第3節韓国代表戦で65分までプレー。交代時に苛立ちを露わにし、指に口を当てるポーズをとったことで話題を呼んでいた。
交代への不満をF・サントス監督にぶつけたのでは、とも噂されていたが、C・ロナウドは試合後に監督との不和を否定。「韓国の選手(チョ・ギュソン)が『さっさとピッチから出ろ』と言ってきたから、『お前にそんな権限はないから黙ってろ』と言い返したんだ」と語っていた。
そんななか、F・サントス監督が6日に行われるラウンド16スイス代表戦の前日会見に出席。キャプテンが交代時にとった振る舞いについて聞かれると、「ピッチ上では何も聞こえなかった。彼は遠くにいて、韓国の選手と口論しているのが聞こえただけだった。その後、テレビでその場面を見たが、全く好き(な光景)ではなかった」と不快感を抱いたことを告白した。
一方でF・サントス監督は「これらの問題は内部で解決した。全員が集中して明日の試合に臨むことができる。問題は終わっており、全員が起用可能だ」ともコメント。スイス戦でのC・ロナウド起用を示唆した。