マンチェスター・ユナイテッドを退団後、無所属でカタールワールドカップに挑んだ37歳のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド。同選手が大会を通じて低調なパフォーマンスに終わったワーストイレブンの一人に選出されたと、英紙『デイリー・メール』が報じている。

 ポルトガル代表はカタールワールドカップのグループステージで韓国代表、ウルグアイ代表、ガーナ代表と同組のグループHに入り、2勝1敗の勝ち点6で1位通過を果たした。決勝トーナメント1回戦でスイス代表を6-1で下したが、準々決勝のモロッコ戦は0-1で敗戦し、ベスト8で大会を去っている。今大会、C・ロナウドは5試合に出場し1得点決めていた。

 同紙によると、サッカーのデータ分析を手がける『ソファースコア』が、統計をもとにカタールワールドカップのワーストイレブンを選出したという。4試合以上出場した選手を条件に10点満点で採点したところ、C・ロナウドには6.46の評価を付けられた。同様にワーストイレブンの2トップの一人に選ばれたアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスには、6.35の数字を付けている。

 中盤にはオーストラリア代表のジャクソン・アーバインとマシュー・レッキー、韓国代表のファン・ヒチャンというアジア勢から3人が選出された。DFには米国代表のセルジーニョ・デストなどが入り、チェルシーで活躍するセネガル代表GKエドゥアール・メンディもメンバーに選ばれている。

【データに基づく、カタールワールドカップのワーストイレブン】
FW C・ロナウド(ポルトガル代表)6.46
FW ラウタロ・マルティネス(アルゼンチン代表)6.35
MF ルベン・バルガス(スイス代表)6.53
MF ジャクソン・アーバイン(オーストラリア代表)6.5
MF ファン・インボム(韓国代表)6.53
MF マシュー・レッキー(オーストラリア代表)6.28
DF バルトシュ・ベレシンスキ(ポーランド代表)6.42
DF アブドゥ・ディアロ(セネガル代表)6.47
DF カミル・グリク(ポーランド代表)6.63
DF セルジーニョ・デスト(米国代表)6.5
GK エドゥアール・メンディ(セネガル代表)6.3

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