現地時間12月5日、カタール・ワールドカップの日本対クロアチアが行なわれ、1-1で延長戦に突入。120分でも決着がつかず、PK戦で日本が敗れた。

 日本は43分に前田大然が先制ゴールを奪ったものの、55分に失点。その後は一進一退の攻防が続きながら延長戦に突入し、120分でも決着つかず、PK戦で敗れた。

 試合後、フラッシュインタビューに応えた三笘薫が、絞り出すように悔しい気持ちを明かした。

「試合をとおして全部が足りなかったと思います」
 
 そして三笘は、次のワールドカップに向けた質問を受けると、こう答えた。

「次のワールドカップで勝てるようにやるしかないと思います」

 相当な悔しさがあったのだろう。コメント後、三笘は号泣していた。ただ、取材の最後に「三笘選手のプレーは世界に衝撃を与えてくれました。ありがとうございました」とインタビュアーから称賛されたように、三笘のドリブルに魅了されたサッカーファンは多いはずで、誰もが心を打たれただろう。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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