グループステージでドイツとスペインを下した森保ジャパンの快進撃がストップした。

 現地時間12月5日、日本代表はカタール・ワールドカップの決勝トーナメント1回戦で、前回準優勝のクロアチアと対戦した。

 43分に前田大然のゴールで先制した森保ジャパンは、しかし55分にセットプレーから同点ゴールを献上。1―1で突入した延長戦では決着がつかず、PK戦で3人が失敗して儚く散った。

 韓国メディア『スポーツ朝鮮』は「ジャイアントキラーの衝撃的な結末!日本はPK戦のトラウマで24年間ベスト16から抜け出せず」と見出しを打ち、次のように報じた。

「衝撃的な結末だ。“ジャイアントキラー”日本の歴史的ベスト8進出がPK戦の前で行き詰った。『未知の世界』であるワールドカップの8強入りの悲願は、(初出場の1998年から)24年待っても、新しい歴史は開かれなかった」

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 同メディアは「90分と延長30分で勝負を決められなかった後、『11メートルのロシアンルーレット』と呼ばれるPK戦で勝負をつけなければならない残酷な運命を迎えた」と報道。「日本は自滅した。日本は8強の入り口で涙を流さなければならなかった」と続けた。

「12年前の悪夢が再現された。日本は2010年南アフリカ大会でも16強でパラグアイにPK戦で敗れ、8強進出の挫折を味わったことがある」

 最後に記事はこう締めくくっている。

「日本は今大会の『アンダードッグの波乱』の中心だった。アジアサッカーの歴史を新たに作った。初めてワールドカップで2大会連続16強進出に成功した。しかし、最後に得たのは『PK戦のトラウマ』だった。日本はベスト16の罠から抜け出せなかったのだ」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部