現地時間12月5日、カタール・ワールドカップ(W杯)の決勝トーナメント1回戦で、日本代表はクロアチア代表と対戦。試合は、43分に前田大然のゴールで日本が先制したものの、55分にイバン・ペリシッチに同点弾を許し、1-1のまま90分が終了。そして、延長戦でも決着がつかず、PK戦(1-3)の末に日本は敗れた。
この試合に延長後半から投入された田中碧は、あと一歩のところで史上初の8強入りを逃した悔しさを口にした。
「世界との距離は縮まっているなと思うけど、それは日本だけじゃないし。他のアフリカもそうだし、いろんなアジアの国も縮まっているので。でも、そこ(ベスト8)のステージに届くまでの距離は、まだちょっとあったかなと。世界を倒す距離はすごく縮まったかもしれないけど、この大会を通して、そこの位置に行く距離は、まだ近くなかったのかなというふうに思って。悔しいですね」
それでも田中は、初のW杯の経験を「年齢的にも今回24歳で出られたのは、すごく個人的には幸せだったと思います」と語る。
「27歳で次はあるんで、その時には中心でいなければいけないだろうし。そこに向かってやるしかないので。今回は、終わってしまいましたけど、次、化け物になってここに戻ってきたいなと思いますし、それで、すべての日本国民のみなさんと、喜びたいなというふうに思います」と4年後への決意を誓った。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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