【FIFA ワールドカップ カタール 2022・決勝トーナメント1回戦】日本1(PK1-3)1クロアチア(日本時間12月6日/アルジャノブ スタジアム)
これが勝利への「執念」だ。先発に名を連ねた日本代表FW伊東純也は、延長後半までの120分間走り続けた。相手ボールになってもおかしくないルーズボールを、持ち味のスプリント能力の高さでマイボールにしてしまう。そんな伊東の懸命な姿を見たサポーターは「伊東さんすごすぎて泣ける」と感動の声をあげた。
【映像】見る人を勇気づけた伊東純也の「走り続けた120分間」
115分、特に先発出場していた選手は足が止まってもおかしくない場面で、伊東純也の足は止まらなかった。遠藤航が相手選手からボールを奪うと、このこぼれ球を伊東が懸命のスプリントでマイボールにし、最終的にはファウルを獲得。ファウルを犯したクロアチア代表DFバリシッチには、イエローカードが与えられた上に足も攣っていた。
ABEMAで実況を務めた寺川俊平アナウンサーが「状態的にはかなりキツいと思われます」と伝えた通り、伊東と対峙し続けたが故にかなり疲弊した様子だった。
この場面を見たABEMA視聴者は「伊東体力バケモン」「伊東に泣ける」「伊東さんすごい!」「伊東がんばれー」と、ピッチで走り続ける伊東にエールを送った。
勝利への執念と受け取れる懸命なランニングはこの試合で何度も日本代表を救った。その姿に多くのサポーターも勇気づけられたはずだ。(ABEMA/FIFA ワールドカップ カタール 2022)
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