【FIFA ワールドカップ カタール 2022・決勝トーナメント1回戦】フランス3－1ポーランド（日本時間12月5日／アルトゥママ スタジアム）

　フランス代表エムバペが、ポーランド代表から2ゴールを挙げる活躍で、チームをベスト4へと押し上げた。優勝した前回のロシア大会でも4ゴールと活躍したが、今大会は既に5ゴールとなり、得点ランキングトップに浮上。大会史上3度目となる連覇を果たせれば、当然ながらMVP候補にも入ってくる。そんな“神童”がゴールの後に見せたジェスチャーがあった。

【映像】エムバペの「1、2、GOAL！」

　お茶目な笑顔とジェスチャーを見せたのは、2-0とリードして迎えた後半アディショナルタイムでのこと。得意の左サイドでボールを受けたエンバペは、似たようなシーンから1本、ニアサイドに豪快に蹴り込むゴールを決めていたが、今回はファーサイドに向けてシュート。ポーランド代表の名GKシュチェスニーが飛びつきながら懸命に手を伸ばすものの、これを弾いてそのままゴールネットを揺らした。

　スタジアムのフランスサポーターも大騒ぎになっている中、エムバペは国際映像のカメラに向かって指で「1、2」と数を数えるように出し、その後2本揃えてピッと決める指サイン。「1、2、GOAL！」というようなサインを送って、笑顔で去っていった。

　サッカー選手がゴールを決めた後のセレブレーションにはそれぞれ特徴があり、時には他の選手が憧れを持って、真似することもある。今回のエムバペの指サインも、今後の活躍次第ではさらに世界的に話題になるかもしれない。
（ABEMA／FIFA ワールドカップ カタール 2022）