アーセナルは6日、同クラブに所属しているブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスの負傷状況を発表した。
現在行われているFIFAワールドカップカタール2022のブラジル代表メンバーに選出されていたジェズスは、初陣のセルビア代表戦、第2節のスイス代表戦で後半途中からピッチに立つと、2日に行われた第3節のカメルーン代表戦ではスターティングメンバーに入った。しかし、同試合で右ひざを負傷し、64分にペドロとの交代でピッチを後に。ワールドカップ期間中の復帰は難しく、残りの全試合を欠場することが決まっていた。
このような状況の中、ジェズスの所属クラブであるアーセナルが同選手の負傷状況を発表。ジェズスは既に負傷した右ひざの手術を受けており、無事に成功したという。まもなくリハビリのプログラムを開始させるとのこと。アーセナルはクラブ公式HPを通じて、「クラブの全員がガビをサポートしており、一刻も早くピッチに戻れるよう努力していきます」とコメントを残した。
なお、イギリスメディア『テレグラフ』によると、離脱期間は数カ月に及ぶ見込みだ。当初はおよそ1カ月程度の離脱と見られていたものの、想定よりも状況が思わしくなかったようだ。ファブリツィオ・ロマーノ記者は3カ月程度の離脱になると予想している。
今季のプレミアリーグ全14試合に先発出場し、5ゴール6アシストを記録していたジェズスの離脱は、現在リーグ首位を走るアーセナルにとって大きな痛手だ。『テレグラフ』は冬の移籍市場でセンターフォワードの獲得に動く可能性も示唆している。
【画像】アーセナルがジェズスの手術を発表
🗞 Gabriel Jesus has successfully undergone surgery to his right knee 👇
— Arsenal (@Arsenal) December 6, 2022