12月7日に帰国、森保監督と吉田が記者会見に参加
カタール・ワールドカップ(W杯)で16強敗退となった日本代表の森保一監督とキャプテンのDF吉田麻也が12月7日の記者会見に出席し、帰国時に受けたファンの歓迎ぶりに謝意を示した。
現地時間12月5日、決勝トーナメント1回戦で前回大会準優勝のクロアチア代表と対戦した日本は1-1で迎えたPK戦の末、1-3で敗れてベスト16で敗退。悲願のベスト8には手が届かずに大会を去った。
7日に日本へ帰国したなか、空港で大勢のファンから温かく迎えられ、森保監督は「まずは我々はカタールで戦っていたのでメディア上での情報は多少知っていましたが、こんなに日本のみなさんに喜んでいただけていると思っていなかったので、空港で驚きを感じました」と率直な思いを口にした。一方の吉田も「僕も同じでとても幸せな気持ちというか、素直に嬉しかったです。本当だったら1人1人と握手をしたいところですが、こういう世の中なので」とコメントした。
森保監督は「我々の活動が、選手の勇気をもって戦う姿勢、粘り強く戦う姿勢を喜んでいただけて、本当に嬉しいなと思いました。我々のほうが本当にありがとうという喜びの気持ち。暖かく出迎えていただき幸せな気分になりました」と感謝の言葉を口にした。
吉田は「(個人として)3回目のW杯ですが、ブラジルも盛り上がったし、ロシアも盛り上がった。今回は苦しい時期を乗り越え、一緒に戦った感じがある。キーワードにしてきたので、こういう一体感は嬉しかった」と語っている。(FOOTBALL ZONE編集部)