12月7日、カタール・ワールドカップを戦い終えた日本代表が帰国会見を実施。森保一監督、田嶋幸三会長、反町康治技術委員長、キャプテンの吉田麻也が出席した。

 2日前、森保ジャパンは決勝トーナメント1回戦でクロアチアと対戦。前田大然が前半に先制点を奪うも、後半に追いつかれ、1-1でPK戦に突入した末に敗れ、ベスト16で涙をのんだ。

 森保監督はまず「ワールドカップに挑むにあたり、日本人の魂を持って、日本人の誇りを持って、日本のために戦って、日本のサッカーの価値を世界に認めてもらうことを共有しながら戦ってきた。我々の活動、選手の活躍を通して、今回の戦いが、国民のみなさんに夢や希望、日常の活力となる元気や勇気や根気を伝えられればということを考えて活動し、選手も頑張ってくれた」と語った。
 
 そのうえで、今後に向けては「目標とするベスト16の壁を破れず、新しい景色は見られなかったが、選手たちは新しい時代を見せてくれた。しかしながら、まだまだ新しい時代の入口にしか過ぎない」と決意を込めた。

 吉田の話を聞いている際には、メモを取る姿も見られた。次の戦いへの準備はすでに始まっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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