カタールワールドカップの決勝トーナメントに進出した日本代表、韓国代表、オーストラリア代表は全てベスト16で姿を消した。準々決勝に進んだアジア勢はいなかったものの、今大会のアジア勢の躍進ぶりには驚きの声が挙がっている。スペイン紙『エル・エコノミスタ』は、大国との差が縮まっていることを認めた。

 カタールワールドカップのグループステージでは、アジア勢の大金星が目立つ展開となった。日本代表がドイツ代表とスペイン代表を破り、韓国代表はポルトガル代表を下した。サウジアラビア代表はリオネル・メッシ擁するアルゼンチン代表に2-1の勝利をおさめ、イラン代表もウェールズ戦で2-0の白星を飾っている。

 さらにオーストラリア代表がデンマーク代表に勝利するなど、アジア勢がワールドカップで過去最多の計7勝をおさめた。そして、ワールドカップ史上最多のアジア勢3カ国が決勝トーナメント進出を果たしている。

 この結果を踏まえ、同紙は「アジア勢の日本、韓国、オーストラリアがグループステージを突破。その後、敗退したものの、大国を苦しめることを証明した。いくつかのサプライズな勝利によって、アジア勢と大国の差が縮まりつつあることを証明している」と、評価した。

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