アルゼンチン代表MFロドリゴ・デ・パウル(アトレティコ・マドリード/スペイン)にオランダ代表戦を欠場する可能性が浮上しているようだ。7日、大手メディア『ESPN』が伝えている。

 デ・パウルはここまでのFIFAワールドカップカタール2022で全4試合にフル出場し、ベスト8進出に貢献してきた。しかし、報道によると、6日に行われたトレーニング中に右足のハムストリングに違和感を感じ、翌7日はアレハンドロ・ゴメスと同様に個別トレーニングを行ったことも明らかになっている。

 なお、アルゼンチンサッカー協会(AFA)からの正式な発表はまだないが、デ・パウルは負傷の度合いを調べるためにさらなる検査を受けているという。これにより、9日に行われる試合には出場しないことが予想されているが、代表チームは8日にも再検査をして出場の可能性を模索していることも伝えられている。

 グループステージ初戦でサウジアラビア代表に1-2で逆転負けを喫しながら、グループCを首位突破したアルゼンチン代表。決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)ではオーストラリア代表に2-1で勝利を収め、準々決勝ではオランダ代表との対戦を控えているが、ここまでフル出場を続けてきたデ・パウルは同試合を欠場する可能性が高くなっているようだ。