ワールドカップで2得点、それもドイツとスペイン相手の勝利に大きく貢献したゴールを挙げたとなれば、世界的に注目度が増すのは当然だ。
日本代表の堂安律に、ジョゼ・モウリーニョ監督率いるローマが関心を寄せているという。12月7日、ローマ専門サイト『ROMAGIALLOROSSA.it』が独占情報として報じた。
アメリカでトヨタの販売会社を経験するダン・フリードキンがオーナーのローマは、トヨタとスポンサー契約を結んでおり、先日も日本ツアーを行った。ROMAGIALLOROSSAによると、「フリードキンは絶対に日本人選手をローマに連れて来たいと望んでいる」という。
そのターゲットのひとりとして浮上したのが、ドイツ戦とスペイン戦で途中出場ながら同点弾を挙げ、“スーパーサブ”として脚光を浴びた堂安だ。記事では「すでに2018年に脚光を浴びた当時、ユベントスが関心を寄せたが、取引は実現しなかった」と伝えられている。
「今度はモウリーニョとチアゴ・ピントGMがドウアンに注目しており、攻撃面でのユーティリティ性もあって、中盤によりダイナミズムをもたらすための適切な選手となるかもしれない」
同メディアは、「選手の周辺とのコンタクトはすでにオープンで、1月にも彼を連れてくる具体的な可能性がある。少なくともトライするだろう」と続けた。
「現時点では移籍形態について把握しようとしているところだが、現時点で交渉の最初の段階にあり、今後具体的になっていくかもしれない」
鎌田大地や伊藤洋輝など、森保ジャパンのほかのメンバーへの関心も報じられているローマ。日本人で唯一スクデット獲得(セリエA優勝)を果たした中田英寿以来となる日本人選手が、ローマでカリスマ指揮官の薫陶を受けることはあるのか。今後の進展が注目される。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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