クロアチア代表戦のPK戦に関する質問に持論「全部結果論」
カタール・ワールドカップ(W杯)でベスト16敗退となった日本代表が帰国会見を実施したなか、決勝トーナメント1回戦・クロアチア代表戦のPK戦に関する質問で、主将DF吉田麻也が見せた対応が話題に。SNS上では「男前過ぎる」「良い発言」と注目を浴びている。
日本はベスト16のクロアチア戦で、120分の激闘を1-1で終え、PK戦の末に1-3のスコアで敗れた。PK戦の一番手に登場し、キックを失敗したMF南野拓実(ASモナコ)は試合翌日、PKキッカーを挙手制で決めることについて「知らなかった」と明かし、「誰も手を挙げなかったから『じゃあ、俺が』と手を挙げた」と振り返った。
PKキッカーの選定方法に対しさまざまな意見が上がっていたなか、帰国会見で森保監督は「チームで順番を決めるというのは準備をしてきましたが、これまで我々、私がやってきたなかで、毎回同じ、PK戦の戦い方をしていたので、今回も同じやり方をとることにしました」と、これまでのやり方を踏襲する流れだったと語った。
すると吉田が突如、「少し補足してもいいですか」と切り出し「まったく同じやり方で、東京五輪でニュージーランドに勝っているんですよね。このやり方が間違いだと思わない。全部結果論じゃないかと。逆にニュージーランド戦では言われなかった。間違いがあったとは選手側としては思わない」とコメント。PKキッカーの選定方法への真偽を問おうとするメディア側へ釘を刺すように持論を展開した。
このシーン受け、SNS上では「よく言ってくれた!」「ナイスフォロー」「こう言う正しいフォローは立派だしとても良い発言」「男前過ぎる」「めっちゃいい男」といった声が上がり、森保監督との強い信頼関係を感じさせるキャプテン吉田の振る舞いに熱視線が注がれていた。(FOOTBALL ZONE編集部)