FIFAワールドカップカタール2022準々決勝のオランダ代表対アルゼンチン代表が現地時間9日に行われる。アルゼンチン代表のFWリオネル・メッシをどうするのかは、両指揮官にとっても一つのテーマだ。

　試合前日会見でメッシ対策を問われたオランダ代表のルイス・ファン・ハール監督は、「明かすわけがない。そんな愚かなことはしない」と一蹴。ただ、「とはいえ、彼を止める方向はそんなに難しいことじゃないかもしれない。ブロックを敷いて、パスコースを消すことだ。そんなに騒ぐことではないかもね」と付け加え、特別な対策はないとした。

　一方、アルゼンチン代表のリオネル・スカローニ監督は、ファン・ハール監督の言葉をそのままに受け取ることはない。

「明日、リオネルがどうなるか見ていこう。我々は、相手が違ったことをしてくるのに慣れている。我々も戦術的に変えることはあり得る。相手を苦しめるために、こちらが違うことを仕掛けるのは可能だ。相手がリオネルにマンマークを付けてくることも想定して準備をしていく」

　メッシを封じることが全てではないとしても、準決勝進出のために相手エースを封じたいオランダ代表。どんな戦術を用意しているのだろうか。

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