ブンデスリーガは1月下旬から再開する

FIFAワールドカップ・カタール大会も終盤に差し掛かっており、大会が終われば各リーグが再開する。プレミアリーグは12月からで、ブンデスリーガでは大きな休みがあって1月の終盤からリーグ戦が再び始まることになる。

多くの日本人選手がこのカタールの地で注目を集めており、所属クラブでもその活躍を期待されている。

その一人がボーフムの浅野拓磨である。浅野は9月に負傷しており、W杯にはギリギリ間に合った形となった。その後の活躍は周知の事実であり、グループステージ初戦では日本を救う決勝点を挙げた。

独『Kicker』では浅野を「ドイツ・キラー」と呼んでいる。マヌエル・ノイアーのニアサイドに突き刺したシュートは印象的であり、ドイツ国民の記憶に刻まれた。ボーフムはリーグ再開までにカールスルーエとパーダーボールンとのトレーニングマッチを予定している。浅野はこの2試合に出場予定であり、指揮官であるトーマス・レッチュは浅野の起用を予定しているようだ。

昨季13位でブンデスリーガを終えたボーフムの今季は苦戦気味だ。15試合終えて勝ち点13位の17位であり、降格圏に沈んでいる。得点数の少なさ、失点数の多さだが目立っており、後半戦で改善すべきポイントだ。

浅野は負傷の影響で前半戦の約半分を欠場したが、後半戦は良いイメージで試合に臨むことができるだろう。ドイツ戦でのシュートは勢いを生むには十分なゴールだった。

これからは継続性が求められる浅野。今季は未だリーグ戦でゴールがなく、チームの助けにはなれていない。昨季も3ゴールと物足りず、ここからチームを救うことはできるか。