9日から準々決勝が行われるカタール・ワールドカップ(W杯)。日本を含めたアジア勢は、サウジアラビア代表がアルゼンチン代表を下すなど、グループステージで健闘を見せたが、残念ながらラウンド16までで全チームが姿を消している。

【写真】Jに縁のある選手が多数!2002年、イタリアを下してベスト8進出を決めた韓国

越えられそうで越えられない16強の壁。アジアカップ公式インスタグラムは9日、それを打ち破って準々決勝進出を果たした2002年の韓国代表をピックアップした。

「FIFAワールドカップ準々決勝に進出した直近のアジアチーム!2002年の韓国!#フラッシュバックフライデー」

日韓大会のグループDでポーランド代表、アメリカ代表、ポルトガル代表と同居した韓国は、2勝1分けの首位で史上初の決勝トーナメント進出を決めると、ラウンド16ではイタリア代表を下してベスト8入りの快挙を達成した。

準々決勝でもPK戦でスペイン代表を退けて4強入り。準決勝のドイツ代表戦、3位決定戦のトルコ代表戦には敗れたものの、過去の成績を大幅に更新する4位で大会を終えた。

当時のメンバーにはJリーグに縁のある選手も多く、ホン・ミョンボ氏、ユ・サンチョル氏、アン・ジョンファン氏、パク・チソン氏、尹晶煥氏、李天秀氏、チェ・ヨンス氏、ファン・ソンホン氏がいる。

懐かしの面々には「栄光」、「伝説」、「トルコにとっても素晴らしい大会でした」、「アジアマスターコリア」などの声が寄せられているが、今なお議論巻き起こす判定もあって「このワールドカップは自慢できるものではありませんでした」、「論争の一つ」といった様々なコメントが届くこととなった。

なお、アジア勢の最高位はこの時の韓国代表だが、過去を遡ってもベスト8進出は1966年イングランド大会の北朝鮮代表を含めた2カ国しかない。それほどベスト8は高く険しい目標となっている。

【写真】Jに縁のある選手が多数!2002年、イタリアを下してベスト8進出を決めた韓国