ポルトガル代表を率いるフェルナンド・サントス監督がFWクリスティアーノ・ロナウドの代表離脱報道を否定した。
C・ロナウドは6日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)ラウンド16のスイス代表戦で先発落ち。ポルトガル『レコルド』はスタメン落ちに憤慨したC・ロナウドは代表チームを離脱すると脅迫したと報じた。
しかし先日、本人が自身のSNSでこの報道を否定。そして今回、サントス監督も否定した。
「彼が代表チームを離れたいと言ったことは一度もない。この論争を終わらせる時が来た。ロナウドがポルトガルサッカーのためにしてきたことを認めるべきだ」
「スイス戦当日、昼食後に彼を私の部屋に呼んで話をした。もちろん、これまで常にスタメンでプレーしていたから良い気分ではなかっただろう。だが彼は『監督は本当にその判断が良いと思っていますか』と聞いてきた。私は自分の見解を彼に説明した。そして彼は受け入れた。率直な普通の会話をしたまでだよ」
スイス戦ではC・ロナウドの代役であるFWゴンサロ・ラモスがハットトリックの活躍を見せてサントス監督の采配が奏功。ベスト8に進出したポルトガルは10日、モロッコ代表と対戦する。