後半43分にアルゼンチンDFパレデスがオランダベンチに蹴り込んで、ファン・ダイクが怒り

 カタール・ワールドカップ(W杯)の準々決勝、現地時間12月9日に行われたアルゼンチン代表とオランダ代表の試合は、両チームの意地と意地がぶつかり合う激しい試合になり、後半に両チームが一触即発の乱闘になりそうな場面があった。

 互いに激しいぶつかり合いを見せ、試合がヒートアップするなか、後半43分にはオランダ代表DFネイサン・アケが、アルゼンチン代表MFレアンドロ・パレデスに倒される。こぼれ球を拾ったパレデスは、ボールをオランダのベンチに蹴り込んだ。これに激怒したのがオランダ代表DFヴィルジル・ファン・ダイク。パレデスに向かって行き、パレデスを大きく突き飛ばした。

 ここから両チームの選手が一気に集まり揉み合いとなる。主審はパレデスにイエローカードを提示したものの、ファン・ダイクにはお咎めなし。その後、ファン・ダイクは後半アディショナルタイム4分にイエローカードを受けている。(FOOTBALL ZONE編集部)