FIFAワールドカップカタール2022の準々決勝「オランダvsアルゼンチン」にて、マテウ・ラオス主審が記録を作った。10日、データサイト『Squawka』が報じている。

 9日、オランダとアルゼンチンが対戦。試合は、2-2のままPK戦に突入し、最後はアルゼンチンが勝利。2大会ぶりの準決勝進出を決めている。

 しかしながら、この試合は荒れに荒れまくり、最後も勝利したアルゼンチンの選手が、わざわざオランダ陣営の前で勝利アピールを行うシーンも見られるなど、後味の悪い結末に。同試合を裁いたラオス主審は、両チーム合わせて15人にイエローカードを提示したそうで、これはワールドカップ本大会では史上最多となった模様。中にはPK戦の最中にカードを頂戴した選手もいたと伝えられている。

 ちなみに、この試合でイエローカードを提示されたのは以下の15人となっている。

(オランダ)
ユリエン・ティンバー(43分)
ワウト・ウェクホルスト(45+2分)
メンフィス・デバイ(76分)
ステフェン・ベルハイス(88分)
ステーフェン・ベルフワイン(90+13分)
デンゼル・ダンフリース(PK戦の最中)
ノア・ラング(PK戦の最中)
デンゼル・ダンフリース(PK戦の最中/2枚目のイエローカードで退場)

(アルゼンチン)
マルコス・アクーニャ(43分)
クリスティアン・ロメロ(45分)
リサンドロ・マルティネス(76分)
レアンドロ・パレデス(89分)
リオネル・メッシ(90+10分)
ニコラス・オタメンディ(90+11分)
ゴンサロ・モンティエル(109分)
ヘルマン・ペッセージャ(112分)