ホスト界の“帝王”が独特な表現で南野拓実を擁護した。
帝京高サッカー部出身で、大のサッカーフリークとしても知られる実業家のローランドさんが、自身のインスタグラムを更新。日本代表がPK戦の末に黒星を喫したカタール・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦を振り返った。
2大会連続でベスト16に駒を進めた日本は、1-1で突入したPK戦の末にクロアチアに敗戦。PK戦では、1人目のキッカーを務めた南野、2人目の三笘薫、4人目の吉田麻也と3人が外してしまい、1-3で敗れた。
ローランドさんは自身のSNSで、「セレッソのアンバサダーとしてセレッソOBである南野選手の今回のPKを、サッカーを知らない人たちにも分かるレベルの話で自分なりに言語化して伝えてみようと思う」と切り出し、次のように綴った。
「マッチングアプリで初めて会った相手とそのままカラオケ行って、どっちが最初に歌うのか気まずい雰囲気の中、真っ先にデンモクを手に取りゴリゴリのアニソン(うまぴょい伝説)を入れる。さあ!一体誰ができるというのだろう!きっと貴方にはできない。もちろん俺にも。
それの何千倍も過酷な状況下できっとたくさんの葛藤がある中でそれでも1番手に名乗り出た彼は結果を加味したとしても尊敬に値する強い男だと、俺は思う」
大きなプレッシャーがかかるなか、PKキッカーを務めた選手の偉大さを、独特な例えで解説した発信に、「ローランド様が言ってる事に賛同します」「日本代表選手達には感謝しかない」「完全に同意です!」「わかりやすい」といった共感の声などが上がっている。
ローランドさんは最後に、「現時点で日本で最もサッカーが上手い26人の中の代表が蹴って負けたんだ。きっと他の誰がやってもあれ以上の結果にはなっていないはず。色んな意見があっていいと思うが、俺は南野選手に心から労いの言葉を伝えたいです!」と南野の勇気を称賛し、投稿を締めくくった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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