現地時間12月10日に行なわれたカタール・ワールドカップ(W杯)の準々決勝で、モロッコはポルトガルに1-0で勝利。アフリカ勢初のベスト4進出という快挙を達成した。

 まさに今大会のダークホースだ。グループステージでは強豪ベルギーを破り、ラウンド16ではスペインをPK戦の末に退けた。同じくベスト4に勝ち進んだクロアチアともGSで対戦しているが、自慢の堅守でスコアレスドローに持ち込み、世界を驚かせた。

 文字通りの歴史的快挙に、元コートジボワール代表のディディエ・ドログバ氏も自身のTwitterを通じ、「素晴らしい、彼らはそれをやり遂げた! 同じアフリカの兄弟としてとても嬉しく思う」と綴った。
 
 元イングランド代表のガリー・リネカー氏も「モロッコのセンセーショナルな勝利。勇気があり、勢いがあり、組織的で落ち着いている。当然の勝利だ。W杯準決勝に到達した初めてのアフリカのチーム、本当によくやった。くっそ最高によくやった」とSNSに投稿。かつてニューカッスルなどで活躍したホセ・エンリケ氏は「モロッコおめでとう! 彼らは自分たちがどのようにプレーできるか知っていて、それにこだわり、働き続けている。大好きなチームだ。彼らは世界チャンピオンになれるだろうか?」と称えた。

 また、フットボール界以外からも称賛の声が続々と上がっている。Twitter社のCEOに就任して話題のイーロン・マスク氏は「素晴らしい、おめでとうモロッコ!」と国旗の絵文字付きで投稿。南アフリカ大会のテーマソング『WakaWaka』を歌唱したシャキーラさんも「アフリカの時代!」と拍手の絵文字を添えて投稿している。

 元ナイジェリア大統領のアティク・アブバカル氏も「おめでとう、モロッコ。彼らはアフリカの歴史を創った! これはアフリカ全体の快挙だ!!」と大喜び。クリケットの元インド代表ユブラジ・サイ氏は「ごめんねCR7(ロナウドの愛称)! あなたが泣くのを見るのは辛かった。ブラジルに続いてポルトガルも大番狂わせ! おめでとうモロッコ、あなた方は素晴らしいことを成し遂げた」と絶賛している。

 ベスト4に駒を進めたモロッコは、ファイナル進出をかけて、イングランド対フランスの勝者と対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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