ポルトガル代表を率いるフェルナンド・サントス監督が、10日に行われたFIFAワールドカップカタール2022・準々決勝のモロッコ代表戦を振り返った。10日、イギリス紙『デイリーメール』がコメントを伝えている。

 序盤から主導権を握ったポルトガル代表だったが、モロッコ代表のアグレッシブかつ堅実な守備に苦戦。なかなか決定的なチャンスを作れずにいると、42分に左サイドのクロスからユセフ・エン・ネシリに打点の高いヘディングシュートを叩き込まれ先制を許す。後半は猛攻を仕掛けたものの、最後までゴールネットを揺らすことができず、0-1で敗れた。

 試合後、サントス監督は「モロッコ代表のDFラインは非常に規律正しく、スペースを見つけることが困難だった。完全に彼らの功績だったと言えるだろう」とモロッコ代表の戦いぶりを称賛しつつ、次のように敗戦に悔しさを滲ませている。

「サッカーでは時にほんの少しの運が必要なんだ。我々はこの試合で努力とクオリティを示し、ブルーノ・フェルナンデスやジョアン・フェリックスには何度か得点のチャンスがあった。ぺぺにも同点弾となり得るヘディングシュートがあったね。我々には運が少し足りなかったんだ」

 また、同監督は決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)のスイス代表戦に続きスターティングメンバーを外れたFWクリスティアーノ・ロナウドについても言及。自身の決断に後悔はなかったと強調している。

「C・ロナウドをベンチに置いたことについて、後悔はしていない。スイス戦では同じメンバーでとても良い試合をしたのでFWのスタメンを変更する理由もなかった。この戦略的な判断は非常に難しいものだった。しかし、監督は感情で物事を考えることはできない。常に頭で考える必要があるんだ。C・ロナウドが偉大な選手ではなくたった、ということではない。そのことは私の判断とは何の関係もない」

 なお、同監督は自身の今後の去就については明言を避けている。