明治安田生命J1リーグ・湘南ベルマーレ所属のFW町野修斗(23)は、FIFAワールドカップ・カタール大会(カタールW杯)に参戦。今冬移籍の可能性も取りざたされていたが、選手本人がDAZN制作番組の「やべっちスタジアム」出演時に残留を示唆している。
同選手は今季のJ1リーグで13ゴールを挙げるなど、絶対的ストライカーとして活躍。今年7月開催のEAFF E-1サッカー選手権2022・決勝大会(旧東アジアサッカー選手権)で初めて日本代表に招集されると、韓国戦で決勝ゴールをマークし優勝に貢献していた。
そしてカタールW杯の日本代表メンバーから落選したものの、ハダースフィールド・タウン所属DF中山雄太(25)の負傷離脱に伴い追加招集。ただ先月17日の強化試合・カナダ戦で出番がなく、本大会4試合でも一度もピッチに立たなかった。
そんな町野修斗は、11日放送分の「やべっちスタジアム」に出演。SNS上で国内移籍や海外移籍が噂されている中、「4年後のW杯にむけて必要なこと」を聞かれると「Jリーグでの結果が大切だと思っているので、湘南のためにゴールをとりたいなと思っています」とコメントを残している。
これには「残留宣言か!」、「町野修斗、この言葉信じるよ」、「湘南のためにと言ったな」といったコメントが殺到するなど、同選手の残留を確信するSNSユーザーが数多く見受けられている。くわえて「湘南のため」がトレンド入りするなど、Jリーグファンの間で反響を呼んでいる。
横浜F・マリノスやギラヴァンツ北九州をへて、2021シーズンから湘南ベルマーレに在籍している町野修斗。W杯という大舞台に立てなかっただけに、まずは湘南ベルマーレで結果を残すことに集中しているとみられる。