クロアチア戦後の「最敬礼」姿が「感動的な写真」と海外熱視線
カタール・ワールドカップ(W杯)をベスト16で終えた日本代表の森保一監督は、PK戦の末に敗れた決勝トーナメント1回戦のクロアチア代表戦後、スタンドに「最敬礼」をして話題となった。このワンシーンが反響を呼んだなか、海外の作家も「感動的な写真」と強く印象に残ったことを明かしている。
日本は、ドイツ代表、コスタリカ代表、スペイン代表と同じE組でグループリーグを戦い、優勝経験国のドイツとスペインから大金星を挙げ、1位で通過。決勝トーナメント1回戦ではクロアチアと1-1で延長戦までもつれ込む激闘を演じ、PK戦(1-3)で涙を飲む結末となった。
そのクロアチア戦後、森保監督が現地カタールのスタンドのサポーターへ向けて深々と一礼する「最敬礼」姿がネット上で話題に。スペイン紙「マルカ」が「日本と森保監督はピッチ内外で尊敬を集めた」と注目するなど、その振る舞いは海外メディアでも熱視線を浴びた。
この森保監督の気品に満ちた振る舞いに、インドの作家、社会起業家と知られるスリジャン・パル・シン氏も感銘を受けたことを告白。自身のツイッター上では「最敬礼」姿の写真を添え「とても感動的な写真」と、その1枚に目を奪われたと明かした。
さらに「日本の森保一監督は、クロアチアに悲痛な敗北を喫したあと、チームをサポートするためにカタールまで出向いたファンにお辞儀をした。これは、日本文化に優美さと敬意がいかに深く根付いているかを示している」とツイート。その振る舞いが日本特有の文化から表現されたものだとの見解を示しながら、森保監督の行動を称えていた。(FOOTBALL ZONE編集部)