カタール・ワールドカップ(W杯)でベスト4に進出したクロアチア代表のキャプテン、ルカ・モドリッチが、準決勝を前に心境を語った。スペインのテレビ局『RTVE』が伝えている。

 モドリッチは、決勝トーナメント1回戦の日本戦を含め、ここまでの5試合に出場。4年前のロシアW杯ではチームを決勝に導いたものの、フランス代表に敗北。準優勝で涙をのんだことは「まだ記憶に新しい」と述べた。

「ワールドカップに行く前に、(レアル・マドリーの)ロッカールームで、大会のことを仲間とたくさん話した。僕はチームメイトに警告した。『クロアチアに気を付けろ』ってね。

 誰も僕らに期待はしてないと知っているけれど、別に気にしていない。大国に目が向くのは普通のことだし、僕らの国は小国だ。だが、その影に隠れた状態で何も問題はないんだ。僕らは、僕らの得意とする最高の状態で、全力を尽くして戦うだけだ」
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 また、準決勝のアルゼンチン戦は「楽しみ」だと語っている。

「リオネル・メッシという存在はとても強大で、アルゼンチンのベストプレーヤーだ。彼を止めるのはかなり難題だろう。でも、そういうチームとの対戦を、楽しみにしている気持ちもある。人生で最高の試合をするために準備する。決勝進出に値する試合はしてきたという自負がある」

 37歳という年齢でチームの柱として奮闘しているモドリッチ。メッシとのバトルは、試合の大きな見どころとなりそうだ。 

構成●サッカーダイジェストWeb編集部