FIFAワールドカップカタール2022・準決勝、アルゼンチン代表対クロアチア代表が現地時間13日に行われる。アルゼンチン代表にとって、あと2回勝てば優勝が決まる状況だが、それと当時にアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが歴史に名を刻む偉業を成し遂げるかもしれない。スペイン紙『マルカ』が報じている。

 アルゼンチン代表はカタールワールドカップ初戦でサウジアラビア代表に逆転負けを喫し、いきなり黒星スタートになる。それでもメキシコ戦とポーランド戦に勝利してC組1位でグループステージ突破を果たすと、決勝トーナメント1回戦では2-1でオーストラリア代表を破った。準々決勝ではPK戦の末にオランダ代表を下し、アルゼンチン代表が準優勝進出を果たしている。

 カタールワールドカップが始まる前、メッシは自身最後のワールドカップになると発言していた。ここまでの5試合で4得点2アシストを記録し、得点ランキングではフランス代表のキリアン・エムバペ(5得点)に次ぐ2位タイだ。場合によっては、メッシが得点を決めてトップに躍り出る可能性もある。優勝、得点王、そして大会最優秀選手に贈られるゴールデンボール賞を獲得するチャンスもある。

 同紙は「2022年のワールドカップは、これまで出場した5大会の中で、ピッチ内外で心地よさを感じているリオネル・メッシにとって、間違いなく最高の大会だ。メッシの野望は明確で、ワールドカップで優勝することである。11月と12月に絶好調にならなければならないことを熟知し、何カ月も前から入念に準備を進めてきた。これまでの彼のプレーを見る限り、それは成功したと言わざるを得ないだろう」と伝えている。

【決勝トーナメント表】FIFAワールドカップカタール2022<組合せ>
【グループリーグ順位表】FIFAワールドカップカタール2022<組合せ>
【全試合日程・結果・放送予定】サッカーFIFAワールドカップカタール2022