カタールワールドカップで、ドイツ、スペインという強豪国を破った日本代表。
現在のチームには欧州でプレーしている選手たちが多いが、彼らも皆もともとはJリーグで活躍して海を渡った選手たち。
そうしたなか、この夏に欧州組の仲間入りを果たしたのが22歳の本間至恩だ。
アルビレックス新潟出身の22歳は、なんとベルギー王者のクルブ・ブルッヘへ加入。現在はBチームのクルブNXTでプレーしている。
Qolyは先日、新潟で本間とチームメイトだったDF舞行龍ジェームズに単独インタビューを敢行。その中で聞いた本間の印象や思い出が興味深かったので紹介したい。
(取材日:2022年10月31日)
――(前略)今シーズンは夏に本間至恩選手が移籍したことも一つトピックとしてありました。そこからチームとして崩れなかったことが逆に強さの証明にも繋がったように感じるのですが、本間選手はどんな選手でしたか?
至恩とはとても仲が良かったです。
最初に来た年は、高校生だったかな。高卒だったか覚えていないですが、その時からもうドリブルがうまくて、本当に将来のある選手だなと思いました。
ここ2、3年で学んだことはすごく大きかったと思いますし、期待している分、厳しく言ったことも多かったなと今振り返って思います。新潟にいた間に本当にすごく成長しました。
だから海外で活躍してほしいです。ちょこちょこ連絡も取ったりしているんですが、本人は楽しんでいそうで何よりです。
――本間選手との思い出とかは?
今の若手選手は僕の時代に比べて結構…失礼じゃないですけど、余裕で絡んでくるんです。その辺は「すげえ来るな」と思いました(笑)
全然面識がないのにすごくいろいろ話してくれたりとか、普通に突っ込んでくれたりとか。
僕の時代にそんなことをやったら先輩に殴られるというか、軽く頭を叩かれるんじゃないかという感じのところがかわいいなと思っていました。
舞行龍へのインタビュー第2弾となる今回の動画では、サンフレッチェ広島ユースへの練習参加から成立学園高校へ入学した経緯や、日本の高校サッカーで受けた衝撃、今のところ人生唯一の退場となっている伝説の帝京戦、高卒でアルビレックス新潟で契約した理由やプロ入り後の苦労など、たっぷり聞いているのでそちらもぜひ!
【関連記事】日本代表、カタールワールドカップで評価を上げた6名の選手
なお、2017年に加入した川崎フロンターレで学んだことや、アルビレックス新潟への復帰、今の新潟のサッカーの魅力などについて聞いたインタビュー第3弾の動画はYouTubeの『Qoly公式Ch.』にて近日配信予定なのでこちらもお楽しみに。