ウルグアイ代表FWルイス・スアレスがカタール・ワールドカップ(W杯)決勝進出を決めた親友を称えた。
36年ぶりのW杯制覇を目指すアルゼンチン代表は、13日に行われた準決勝のクロアチア代表戦に3-0の完勝を収め、2大会ぶりのファイナル進出を決めた。
その試合においてFWリオネル・メッシは先制点となるPKを決めると、圧巻のドリブル突破からの正確なプルバックでFWフリアン・アルバレスの3点目を演出。1ゴール1アシストのエースの働きをみせ、悲願のW杯初制覇へ王手をかけた。
また、メッシは同試合においてW杯最多出場記録(25試合)に並び、アルゼンチンのW杯最多得点記録(11点)を樹立するなど、そのキャリアに新たな記録を刻んだ。
同試合後、バルセロナ時代の元同僚で親友のスアレスは、自身のインスタグラムのストーリーを通じてメッシの偉業を称えた。
「君は世界一を証明することに飽きることがない。世界中が立ち止まって、この男と彼がフットボールに与えたものに拍手を送っている。信じられないよ、友よ!」
なお、現在も家族ぐるみの交流を続ける両者は非常に良い関係を築いており、ウルグアイのグループステージ敗退が決定した後のインタビューでメッシは、「彼に何が起きようとも、僕はいつだって彼のそばにいる。彼らの敗退を見るのはつらかったよ」と、親友への思いやりを示していた。