フランス代表のディディエ・デシャン監督が、2大会連続の決勝進出を喜んだ。

【動画】テオ・エルナンデスがアクロバティックな先制ゴール!

14日、カタール・ワールドカップ(W杯)の準決勝でフランスはモロッコ代表と対戦した。

ディフェンディングチャンピオンとして臨んだ今大会。FWカリム・ベンゼマやMFポール・ポグバ、MFエンゴロ・カンテなど主軸にケガ人が続出し、苦しい中スタートした大会だったが、順調に勝ち上がり準決勝に駒を進めた。

アフリカ勢初のベスト4進出を果たし、躍進が続くモロッコとの決戦となったが、試合は5分に右サイドを崩すと、最後はDFテオ・エルナンデスがアクロバティックなシュートで叩き込み先制する。

モロッコも反撃に出る中で、フランスは粘り強い守備を見せることに。すると79分には出場したばかりのFWランダル・コロ・ムアニがFWキリアン・ムバッペのシュートのこぼれ球を押し込み追加点を奪った。

最後までモロッコは諦めなかったものの、フランスは堅い守備を見せてシャットアウト。2-0で勝利を収めた。

試合後、デシャン監督がインタビューに応じ、2大会連続の決勝進出、連覇に挑めることを喜んだ。

「凄く誇りに思っている。長い遠征は1カ月になるが、選手たちはずっと集中して最高のプロ意識を見せてくれている」

「これから一番大事な試合が残っている。日曜日は勝負になる」

また達成感については「1日1日を大事にして、勝利の幸せを味わい、そしてその時が来れば切り替える。残り4日間だ」と喜びながらもしっかりと切り替えるとコメント。「一番大事な試合は残っているし、まだまだだ。これからが勝負だ」と、連覇へ気を引き締めた。

フランスが優勝すれば、60年ぶりの連覇達成。イタリア、ブラジルに続く3カ国目の偉業達成となる。試合は18日24時から、アルゼンチン代表との決戦となる。

【動画】出場したばかりのコロ・ムアニがダメ押しゴール!