ケニア人警備員が勤務中に転落、3日間集中治療室

 現地時間12月18日にカタール・ワールドカップ(W杯)の決勝(フランス代表対アルゼンチン代表)が行われるルサイル・アイコニック・スタジアムで労働者が転落死したと海外メディアが一斉に報じた。

 米放送局「CNN」は「W杯の警備員、ルサイル・スタジアムでの勤務中に“転落”死」と報道。「カタールのルサイル・スタジアムで勤務中に転落したとされるケニア人警備員が病院で死亡したことを、家族と当局がCNNに認めた」と伝えている。

 亡くなった24歳のジョン・ヌジュエ・キブエ氏は、10日に行われたアルゼンチン代表対オランダ代表戦のあと、勤務中にスタジアムの8階から転落したと見られている。キブエ氏は家族を養うため、移住労働者として警備に従事していた。家族は「彼のために正義を貫くお金はありませんが、何が起こったのか知りたいのです」と語っており、キブエ氏が亡くなった状況について説明がされていないという。

 CNNが入手した診断書によると、ドーハのハマド総合病院の集中治療室 (ICU) に入院。「重症頭部外傷、顔面骨折、骨盤骨折」と診断されていた。

 W杯の主催者側は「医療チームは努力したが、残念ながら、彼は3日間集中治療室にいたあと12月13日火曜日に病院で亡くなった」と明かしている。

 W杯委員会は今週、キブエ氏が勤務中に深刻な転落に見舞われたと発表。「大会主催者は、転落に至った状況を緊急の問題として調査しており、調査の結果が出るまでさらなる情報を提供する予定」としている。(FOOTBALL ZONE編集部)