現地時間12月14日のカタール・ワールドカップ準決勝でフランス代表は、モロッコ代表を2-0で撃破。2大会連続で決勝に駒を進めることになった。
 
 12月18日のファイナルで対戦するのはアルゼンチン代表。フランス代表が最も警戒する必要があるのは、言うまでもなく今大会でここまで5ゴール・3アシストと好調のリオネル・メッシだ。
 
 モロッコ戦後に主将のユーゴ・ロリスは「アルゼンチンはとても素晴らしいチームだ。彼らは競争力の高さを示しているし、このスポーツに足跡を残した選手(メッシ)を擁している」と警戒を強めた。
 
 一方でモロッコ戦の開始5分に見事なボレーシュートで先制点を決めるなど攻撃で違いを作り、守備でも奮闘するなど決勝進出の立役者の1人となったテオ・エルナンデズは強気。フラッシュインタビューでこう語っている。
 
「僕らはメッシを怖がっていない。もちろんアルゼンチンは素晴らしいチームなのは知っている。決勝でベストを尽くすために、しっかり回復したい」
 
 テオのポジションは左SBで、前線右寄りを主なプレーエリアとするメッシはマッチアップの機会が多そう。この2人の対決はファイナルの行方を左右する大きなファクターとなりそうだ。
 
取材・文●白鳥大知(サッカーダイジェスト特派)

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