ブラジル代表FWリシャルリソンが披露した新たなタトゥーが話題を集めている。

 カタール・ワールドカップ(W杯)で、ブラジル代表は準々決勝でクロアチアにPK戦の末に敗れた。優勝候補として名が挙がっていたセレソンにとって早すぎる敗退に、ネイマールら選手たちには衝撃が広がっている。

 そのうちのひとりであるリシャルリソンは、すでに所属クラブのトッテナムに戻っていることが明らかになった。そして、英メディア『talkSPORT』によると、ロンドンを拠点とするブラジル人アーティストのダム・タトゥー氏のもとで新しいタトゥーを入れたという。

 背中に刻まれたのは、レジェンドOBであるロナウド、現在のセレソンで10番を背負うネイマール、そして2人の顔に挟まれるようにして自身の顔があるという3ショットのデザインだ。
【画像】「覚悟の証だ」リシャルリソンが背中に刻んだ、圧巻の新タトゥーをチェック
 今後のブラジルを背負う“覚悟”を表わしたのだろうか。『talkSPORT』は「アートワークはかなり壮観で、中央の人物が貧民街を見渡すような構図だ。また、『ブラジルを笑顔にした、ペレ』という文字も見え、敗戦後に彼のインスタグラムに残されたレジェンドの言葉を受け止めていることを示している」と伝えている。

 このタトゥーが海外メディアなどでシェアされると、ファンの間では賛否が渦巻いている。「ジョークにしてもひどい」「なぜ自分の顔を背中に…?」「彼は2人と並び立てる存在ではない」「こんなひどいタトゥーは今まで見たことがない」といった否定的な声もあるなか、「覚悟の証だ」「バカだけど、こういうバカは好きだ」「彼が彼自身の金でやったことだ。好きにさせてやればいい」「ブラジルのチームはいつだって僕のお気に入りだ」といった肯定的なコメントも見られた。

 ブラジル代表が目標にしていた優勝には手が届かなかった。その悔しさや強い決意を、25歳ストライカーは自らの身に刻むことを選んだようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部