モロッコ代表DFアクラフ・ハキミがカタール・ワールドカップ(W杯)での快進撃を誇った。

前評判こそ高くなかったモロッコだが、準決勝までわずか1失点の守りを武器に台風の目に。同国史上初のベスト8に続いて、アフリカ勢の歴史を動かす4強入りも成し遂げ、サプライズを起こした。

準決勝では前回王者のフランス代表に堅守を崩され、0-2で躍進の歩みを止められてしまったモロッコだが、不動の右サイドバックとして進撃のひと役を買ったハキミは充実感に満ちているようだ。

15日にSNSを更新。まだ17日にクロアチア代表との3位決定戦を控えるが、ここまでの歩みを振り返り、胸を張った。

「僕らはすべてを捧げた。チームの夢、国全体の夢は終わったけど、僕らは自分たちのしたことに胸を張らないといけない。最後の1秒までファイトして、頭を高く上げて去ったんだ。これからもこの国のために全力を尽くし続ける。モロッコのみんな、応援をありがとう」