アルゼンチン代表FWリオネル・メッシがクロアチア代表戦でのPKを振り返った。

【動画】日本もお手本にすべきようなメッシの豪快PK!

13日にカタール・ワールドカップ(W杯)の準決勝でクロアチア代表と対戦したアルゼンチン。メッシのPKで先制すると、その5分後にフリアン・アルバレスが追加点をマーク。さらに69分にはメッシのドリブル突破からアルバレスがダメ押しの3点目を決め、3-0で完勝した。

先制点の場面。メッシは迷うことなく豪快にPKを蹴り込んでおり、ラウンド16の日本代表戦、準々決勝のブラジル代表戦と、2度のPK戦でセーブを連発したクロアチア代表GKドミニク・リヴァコビッチにコースは読まれたが、その上を打ち抜きゴールネットを揺らした。

メッシのPKは今大会でこれが4本目。クロアチア戦まで32本のPKは相手GKを見た上でのシュートだったが、この場面では狙い撃ちしたキックだった。

イギリス『SPORTBIBLE』によると、メッシは試合後にPKについて説明しており、リヴァコビッチのストップを研究したうえでの狙い通りのキックだったと明かしている。

「(ヘロニモ・)ルジやディブ(エミリアーノ・マルティネス)と一緒に、クロアチアのGKのテクニックを研究したんだ。彼がどうやって待っていたかを話した」

「彼の動きを待つのではなく、驚かせるようにすぐに打つのが一番いい。長い時間待たされると難しくなる。だからああいう風に蹴ろうと決めていた」

「ABEMA」でこの試合を解説していた本田圭佑も「メッシはPKで蹴るコース決めてきたね。にしてもあの精度。。」と脱帽した1本。いくら狙いを決めていたとはいえ、それ通りの蹴ることができる技術はさすがだった。

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