クロアチア代表DFヨシュコ・グヴァルディオール(ライプツィヒ/ドイツ)が、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン/フランス)との対戦を振り返った。15日、アルゼンチンメディア『ole』がコメントを伝えている。

 現地時間13日に行われたFIFAワールドカップカタール2022・準決勝で、クロアチア代表はアルゼンチン代表と対戦した。34分にメッシのPKで先制を許すと、そのわずか5分後にはフリアン・アルバレス(マンチェスター・C/イングランド)に中央突破を許し追加点を献上。69分にはドリブルでグヴァルディオールを振り切ったメッシのお膳立てからアルバレスにゴールを許し、反撃も実らず0-3で敗北。2大会連続の決勝進出は叶わなかった。

 今大会で非常に高いパフォーマンスを披露し、ビッグクラブの注目の的ともなっているグヴァルディオールだが、メッシを封じることはできず。試合後には涙を流すシーンも見られた同選手は「自分のミスのことで泣いたわけではないよ。サッカーに限らずスポーツにミスは付き物だからね」とコメントしつつ、メッシとの対戦を次のように振り返った。

「いつか自分の子供たちに『史上最高の選手と対戦したんだ』と伝えられるだろうね。メッシとは昨シーズンに1度、クラブチームで対戦したことがあるんだけど、代表チームでプレーしている時の彼はその時とは全くの別人だったよ。僕にとっては非常に良い経験になったと思っている。次に対戦する時にはリベンジしたいね」

 また、グヴァルディオールは17日に控えるモロッコ代表との3位決定戦についても言及。「自分の状態も良いし、試合まではあと2日あるからコンディションも問題ないだろう」とコメントしつつ、「メダルをもらって帰りたいと思っているよ」と勝利への意気込みを示した。

 3位決定戦のクロアチア代表vsモロッコ代表の一戦は、日本時間18日の午前0時にキックオフを迎える。