キム・ミンジェ、ナポリ移籍後はレギュラーに定着して首位快走に貢献

 イタリア1部ナポリの韓国代表DFキム・ミンジェは、今夏の移籍加入ながら中心選手として活躍し、チームのリーグ首位快走に貢献している。ビッグクラブからの興味も噂されるなか、困惑している様子を英メディアが伝えている。

 キム・ミンジェは2021年にトルコ1部フェネルバフチェに移籍して欧州挑戦をスタートすると、1年後の22年夏の移籍市場では強豪ナポリに移籍。チェルシーに移籍したセネガル代表DFカリドゥ・クリバリの後継者としてレギュラーに定着し、チームの好調を支えている。また、カタール・ワールドカップ(W杯)にも韓国代表として出場し、3試合でプレーした。

 着実に評価を高めるキム・ミンジェにはイングランド部マンチェスター・ユナイテッドなどビッグクラブからのオファーが噂されているが、英紙「デイリー・ミラー」は「韓国のW杯スターであるキム・ミンジェは、マンチェスター・ユナイテッドの噂に困惑している」と報道。同紙によると、韓国のクイズ番組「You Quiz on the Block」に出演したキム・ミンジェは、「多くの移籍の噂があるけど、僕はナポリに移籍してまだ半年しか経っていない。これまでインタビューを避けてきたのは、そうした噂に困っているからなんだ」と発言したという。

 これを受け、英メディア「スポーツ・バイブル」も「キム・ミンジェは他クラブからの興味に確固たる姿勢を示した」と注目。ユナイテッド移籍を否定し、ナポリにとどまる姿勢を明確にしたと報じている。

 キム・ミンジェはW杯後、Kリーグからの欧州挑戦のハードルを下げることを提言し、「日本がうらやましい」と発言。韓国国内で議論を呼んでいるが、欧州では自身の動向が今後も注目されることになりそうだ。(FOOTBALL ZONE編集部)