MFルカ・モドリッチ(レアル・マドリード)ら擁するクロアチア代表は18日、FIFAワールドカップ・カタール大会(カタールW杯)3位決定戦でモロッコ代表と対戦する。この一戦を前に、露出度の高い服装で注目を集めるクロアチア人でモデルのイバナ・ノールさん(30)が、試合会場やSNSでの悩みを打ち明けた。16日、英メディア『デイリーメール』が伝えている。

 「ミス・クロアチア」で優勝経験のあるイバナさんは、カタール国内の海辺でハイレグ水着姿での撮影を実施。クロアチア戦の試合会場に露出度の高い服装で来場しているほか、準決勝・アルゼンチン戦後にはインスタグラムアカウントのフォロワー数が300万人を突破するなど反響を呼んでいる。

 ただカタールがイスラム教の国であり露出度の高い服装の着用が禁じられていることから、再三にわたりカタールの法律や文化の遵守を望む声や沸き起こっているほか、SNS上で批判も寄せられている。

 そんな中、イバナさんは『デイリーメール』のインタビューに応じると「たくさんの選手からDM(ダイレクトメッセージ)が届くんですけど、私はただみんなとワールドカップを楽しんでいるだけです。見栄えがいいので、みんなに好かれるんでしょうね」

 「ですけど、ワールドカップでの出会いには興味はありませんし、ただ人々を笑顔にしたいだけなんですよ」と語っている。

 くわえて「様々な場所で人々と出会いますけど、みんな私のことをとても気に入ってくれます。でも試合会場では、友達は私と一緒に観戦しません。カメラがあることを理由に、他の席へ移動してしまうんです」と、試合会場にいるカメラマンやサポーターの行動も悩みの種になっていることを明かした。

 なお試合会場でのメディアによる写真撮影については、日本代表MF柴崎岳(レガネス)の妻でありタレントの真野恵里菜さん(31)も先月27日のコスタリカ戦後に言及。「私はもちろん家族や周りの方々も真っ直ぐに応援したい気持ちでスタジアムに行っています」

 「知らないうちに撮られたものが載せられてしまうかも。という不安な思いをさせたくないので、メディアの方々はご理解いただけると幸いです」とツイートしたことにより話題を呼んでいた。