アルゼンチン代表は現地時間12月18日、カタール・ワールドカップ(W杯)の決勝戦でフランス代表と対戦する。

 リオネル・メッシが牽引する代表チームの躍進に、カタール、そして母国でも大変な盛り上がりを見せているなか、現地まで応援に駆けつけたファンの間で「カタールに居てもチケットがない!」と悲鳴が上がっているようだ。現地メディア『Al Jazeera』が16日付けで報じている。

「日曜日にルサイル・スタジアムで行なわれるW杯決勝のチケットを入手するため、アルゼンチンのファンは国際サッカー連盟(FIFA)が運営するチケット売り場の前に立ち往生する光景が見られる。

 ファンのマティアスは『ブラジル、ポルトガル、モロッコのチームが決勝に進出できなかった後、たくさんのチケットが手放されているのを知っている。だが、それらがどこに行ったのか分からない。僕らの手元には来ていない』と怒りを込めて語った」
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 現地でチケットを求めているアルゼンチンのファンは数百人にのぼると見られるという。また、同紙はスタジアム外で、“転売屋”の存在も確認。このほか、オンラインでもFIFAが提供する公式プラットフォーム以外で、数千枚のチケットが違法に販売されているという。

 ちなみに、その転売屋に直撃取材も敢行し、「3650カタールリヤル(約14万円)のチケットが、1万リヤル(約37万円)で販売されている」とのことだ。

 この件について同紙はFIFAに質問状を送ったが、現時点で回答はないとのこと。これまでの試合でも大勢のファンがスタジアムに足を運び、ホームのような空気を作って選手を後押ししたアルゼンチンのファンに、救いの手は差し伸べられるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部